昨年、行われた「全国一斉職場のいじめ・パワハラホットライン」の相談内容の報告がありましたのでアップします。
【相談の傾向】
相談件数126件のうち、76件(60%)をセクハラを含むハラスメント関係が占めました。パワハラの加害者は上司によるものが40件、同僚によるものが26件、経営者によるものが10件で、上司が一部の同僚を巻き込んで行っているものも目立ちました。
業種は、通常の相談に比べ、特に、医療・社会福祉関係、教育公務職場が目立ちました。
特徴的な相談事例のとおり、パワハラの実態はひどいものがあり、職場の荒廃が進んでいる様子が現れていました。そして、「誰にも相談できない」「既に会社には報告・相談したが何も対応してくれない」「会社に相談窓口はあるが信用できない。かえってひどくなりそうで怖い。」という人が多かったです。
会社側に「職場のハラスメントが労働力を損失させるのと同時に重大な人権侵害である」という認識が欠けており、会社側の対策が不十分であると言うことができます。
「誰にも相談できない」については、労働者間の交流・連帯が薄れているということであり、組織化をすすめること、労働組合が信頼できる相談窓口になること、労使双方で「パワハラの根を絶やす」という共通認識をもっての取組みが求められています。
また、パワハラの横行は、長時間労働や過剰な競争、非正規雇用化等による就業環境の悪化、未払残業や不利益変更等の使用者の違法行為等も影響していると考えます。労働法の規制強化、使用者の違法行為に対する監督行政の強化が必要であると考えています。
皆さんも、上記の様な経験されてませんか?でも、有期雇用と言う立場から我慢してる事も沢山ありませんか?どんな小さな事でも心に隠して我慢せず、誰かに吐き出しましょうスマート・フォーラムもそう言った声を聞き、支援して行く場です今日は朝から雪と寒ーい1日インフルエンザも大流行皆さんも気を付けてくださいね次回は、ホットラインの相談事例をアップします。